はじめに
小学英語があまり身に付かずに中学校に進み、ひどい目に遭っている方もいます。
ここでは、福島県の公立中学校の1年生で、平均点付近・平均点以下の方に向けて、英語の勉強の仕方を簡単に書いておきます。
当面の間、次に挙げたようなことができるようになると、自然と点数が上がっていきます。
bとdの区別
bとdの区別がつくようにしましょう。
犬(ドッグ)をbogと書いてしまうような場合、おそらくbとdの区別がついていません。
ローマ字
ヘボン式のローマ字の読み書きを練習します。
1年生の英語の教科書((NEW HORIZON)のp.144には、ローマ字の書き方が載っています。
単語を覚える
中学1年生の中には、英単語を覚えなければならないということを知らない人もいます。発音・スペル・意味がすぐに出てくるようにしなければなりません。
小学校で扱ったとされる単語は、おそらくほとんど覚えていないはずです。
NEW HORIZONの最初のページ(p.13)では、everyone、from、drink, tooなどの小学校の単語が出てきます。しかし、その単語の意味を知らないままに、定期試験に突入しているかもしれません。
数・月・曜日・天気・季節の単語も、おそらく分からないので、巻末を見ながら練習しなければなりません。
be動詞と一般動詞の区別/疑問文・否定文
be動詞(am、is、are)と一般動詞(play、likeなど)を区別できるようにすることが必要です。
be動詞の疑問文は、主語とbe動詞をひっくり返すことになっています。一般動詞の疑問文は、一応、文頭にdoを付けることになっています。
be動詞(am、is、are)と一般動詞(play、likeなど)を区別できなければ、疑問文と否定文を作ることができません。
教科書を音読する
教科書の本文をすらすらとは音読できないかもしれません。
文字を音に変換する能力には、個人差があります。そのため、ただ単に頑張れとは言えないのですが、音読の練習をしてみることも大切だと思います。